
エアコンをつけているのになぜか部屋が暑い。
設定温度を下げても涼しくならない。
そんな時はエアコン本体だけでなく窓・カーテン・室外機・空気の流れを見直す必要があります。
エアコン中に窓を開けてもいいの?
エアコンを使っている間は、窓を開けっぱなしにしないのが基本です。
冷えた空気が外へ逃げ外の熱気や湿気が入ると、部屋は冷えにくくなります。
ですが熱気がこもっている時があり、部屋を涼しくするために窓を開けるタイミングがあるんです。
窓を開けてもいいタイミング
- エアコンをつける前
- 帰宅直後に部屋の熱気がこもっている時
- 朝や夜など外の方が涼しい時
- 短時間だけ換気したい時
帰宅直後に部屋がもわっと暑い場合はいきなり冷房だけに頼るより、数分だけ窓を開けて熱気を逃がしてからエアコンをつけると効きやすいです。
エアコン中は窓を閉める
冷房を効かせ始めたら基本は窓を閉めまましょう、そして室内環境で以下の事をやるのがおすすめ。
- 遮熱カーテンを閉める
- レースカーテンも遮熱タイプにする
- 西日が強い窓はすだれやシェードで外側から遮る
- サーキュレーターで冷気を回す
冷房使用時に窓をしめる時にカーテンを閉めサーキュレーターもまわしてみましょう。
部屋に熱が入る場所を減らし、エアコンの冷気を効率よく広げることができますよ。
エアコンをつけても部屋が暑い主な原因
エアコンをつけても部屋が暑い時の主な原因は大きく分けて三つの可能性があります。
- 窓や壁から熱が入り続けている
- エアコンの風が部屋全体に届いていない
- エアコン本体や室外機の働きが落ちている
特に日当たりの良い部屋や西日が強い部屋は、冷房を入れても室温が下がりにくくなります。
窓から入る熱を減らすと部屋は涼しくなりやすい
夏の部屋が暑くなる大きな原因は、窓から入る日差しと熱です。
日差しが入る時間帯はカーテンを閉めるだけでも室温の上昇を抑えやすくなります。
窓まわりで見直したいもの
- 遮熱カーテン
- 遮熱レースカーテン
- 遮光カーテン
- すだれ・よしず
- 遮熱シート
- 外付けシェード
大きな窓や西日が強い部屋では室内側のカーテンだけでなく
窓の外側で日差しを遮る方法も効果的です。
遮熱カーテンは暑さ対策に使える?選び方のポイント
遮熱カーテンおすすめの設置場所は?
- 日当たりの良い部屋
- 大きな窓がある部屋
- 西日が入る窓
選ぶ時のポイント
- 遮熱率
- 遮光性
- 通気性
- 部屋の明るさ問題
- カーテンのサイズを事前に測る
遮光性が高いものは熱を防ぎやすい一方で、日中でも部屋が暗くなりやすいです。
明るさを残したいなら遮熱レースカーテンを内側に使う方法もあります。
床近くまでしっかり覆う長さにすると冷気も逃げにくくなります。
遮熱カーテンを使う時のコツ
- 日差しが強くなる前に閉める
- 窓より大きめに覆えるサイズを選ぶ
- レースカーテンも遮熱タイプにする
- 西日が強い部屋は厚手タイプも検討する
- 暗くしたくない部屋は遮熱レースを活用する
- 外出時にはカーテンを閉めていく
遮熱カーテンだけで部屋全体が劇的に冷えるわけではありません。
けれど窓から入る熱を減らすことで、エアコンが効きやすい状態を作れます。
すだれ・シェードは窓の外側に設置すると効果を感じやすい
窓の暑さ対策では、室内側だけでなく外側の対策も重要です。
すだれ・よしず・外付けシェード・外付けブラインドなど、日差しが窓ガラスに当たる前に遮れるため室内に熱が入りにくくなります。
賃貸や外壁に穴を開けられない家では突っ張り式のシェードや、ベランダに立てかけるタイプのよしずを選ぶ方法があります。
外側の日よけが向いている場所
- 西日が強い窓
- 大きな掃き出し窓
- ベランダに面した部屋
- 午後になると急に暑くなる部屋
- 窓際の床や壁が熱くなる部屋
外側の日よけは見た目や設置の手間が気になる人もいます。
最初から大きなものを買うよりまずは一番暑い窓だけ試すと失敗しにくいですよ。
また立てかけるタイプは転倒などに注意し人の通り道に置かないよう配慮が必要です。
サーキュレーターで風の通り道を作る
エアコンの近くは涼しいのに部屋の奥や隣の部屋が暑い。
サーキュレーターは部屋の空気を循環させるのでエアコンと一緒に使っていくと風の通り道ができます。
冷気が部屋に広がっていない時のサイン
- エアコンの近くは涼しいのに部屋の奥が暑い
- 隣の部屋や廊下まで冷気が届かない
- 足元だけ冷えて上半身は暑く感じる
- ソファやベッドまわりに熱がこもる
- 家具の裏や部屋の角にむわっとした空気が残る
- 設定温度を下げても場所によって暑さに差がある
- エアコンの風が一方向にしか流れていない
こういった場合はサーキュレーターを設置するのがおすすめ。
サーキュレーターの置き方の例
- エアコンの対角線上に置いて空気を回す
- 隣の部屋へ冷気を送りたい時は入口付近に置く
- 床にたまる冷気を動かすため、低い位置から風を送る
- 直接体に当て続けず、壁や天井方向に向ける
エアコンの空気をサーキュレーターで動かしたほうが体感のムラが減りました。
特に細長い部屋や家具で風が止まりやすい部屋では効果を感じやすい対策です。
フィルターと室外機を見直すと冷房効率が変わる
エアコンをつけても冷えにくい時は、フィルターの汚れを確認しましょう。
自動掃除機能つきでもフィルターのお手入れが必要な機種があります。
室外機まわりも見落とせません。
室外機の吹出口や吸込口の前に物があると熱をうまく逃がせず冷房の効きが落ちます。
確認したいチェックポイント
- フィルターにほこりがたまっていないか
- エアコンの風量が弱くなっていないか
- 室外機の前に物を置いていないか
- 室外機の周囲に雑草や落ち葉がないか
- 室外機カバーをつけたまま運転していないか
専門業者に見せたほうがいい場合も
- 掃除しても冷えない
- 冷たい風が出ない
- 異音や水漏れがある
この場合は無理に使い続けず販売店やメーカーに相談してください。
湿度が高いと温度以上に暑く感じる
部屋の暑さは温度だけで決まりません。
湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体に熱がこもりやすくなります。
除湿機を使ったほうがいい部屋
- じめじめ感が残る
- 洗濯物を部屋干しする
- 窓に結露が出やすい
- 押し入れやクローゼットがカビ臭い
- 日当たりが悪い
- 風通しが悪い
- 床や布団がじめっと感じる
- 脱衣所や洗面所など水気が近い
- 1階や半地下に部屋がある
部屋でこのように感じる場合は除湿機を設置したほうが室内が涼しくなります。
除湿機を使う湿度の目安
- 湿度40〜60%:過ごしやすい目安
- 湿度60%以上:じめじめ感が出やすく除湿を検討したい状態
- 湿度65%以上:カビやダニ対策として湿度を下げたほうが良い
- 湿度70%以上:部屋干し臭・結露・カビが発生しやすい、気になる場合は除湿機を
除湿機は大きめですが今は移動が楽でコンパクトなタイプも増えたので嬉しいですよね。
部屋を涼しくするために今日からできること
ペット・小さな子ども・高齢の家族がいる家庭は体感だけで判断せず
温湿度計を置くと安心です。
自分は平気だと思っていても部屋の環境は想像以上に暑くなっていることがあります。
優先して試したい暑さ対策
- 日差しが入る前にカーテンを閉める
- 遮熱カーテンや遮熱レースを使う
- 西日が強い窓にすだれやシェードを設置する
- エアコンのフィルターを掃除する
- 室外機の周囲を片づける
- サーキュレーターで冷気を部屋全体に回す
- 温湿度計で室内環境を確認する
エアコンを効きやすくするための方法のまとめです。
部屋に合った対策を組み合わせることで夏の室内はもっと過ごしやすくなりますよ。
照明と一体になったファンで空気を回す方法もある
床にサーキュレーターを置くスペースがない部屋では、照明と一体になったファン付き照明を使う方法もあります。
シーリングファンライトやファン付きライトと呼ばれるものです。
天井付近の空気を動かしながら部屋全体の温度ムラを減らしやすくなります。
ただしファン付き照明は取り付けできる天井の強度、部屋の広さによって向き不向きがあります。
ファン付き照明が向いている部屋
- 床にサーキュレーターを置く場所がない部屋
- エアコンの風が一方向に偏りやすい部屋
- 天井付近に熱がこもりやすい部屋
- ペットや小さな子どもがいて床置き家電を減らしたい部屋
- 照明の買い替えと同時に暑さ対策もしたい部屋
風量が強すぎると体が冷えたりほこりが舞いやすくなったりすることがあります。
冷房中はシーリングファンでは弱めの風で空気を回す程度に使うと、部屋の快適さを保ちやすくなりますよ。
室内の見直しで少しでも涼しい部屋を
最近は猛暑日が多いので、室内の環境もはやめに見直しておきたいですよね。
室内でのちょっとした工夫で部屋を涼しくしていきましょう。